「サピエンス全史」で抱いた疑問が、「ホモ・デウス」のある部分から融解

書評

まずはじめに、サピエンス全史、およびホモ・デウスは
書店では歴史分野に分類されていることが多いが、
それはちょっと異なると感じている。

 

サピエンス全史

 

それはまずサピエンス全史が歴史学をベースとしつつも、
人が進化の過程で経験してきた
生物学、栄養学、軍事史、宗教学、言語学、経済学、農学、心理学、政治学など
今、世の中の教育ではほぼ分断されている分野を横断的にかつ深く考察した書籍だからである。

 

 

 

 

ホモ・デウス

そして、ユヴァル・ノア・ハラリの次作である
ホモ・デウスでは、過去の出来事を踏まえつつ
生物工学や情報工学を用いて自分自身をも作り変えてしまう可能性を示唆している。

いわば我々が、今後どのように生きていくのかを深く考えさせられる書となっている。

まだ全てを読了していないが、興味をそそられる話題ばかりである。
(全てを読み終えたら、改めて書評を書きたいと考えている。

 

 

 

 

サピエンス全史で感じた疑問

ここまで人は多面的かつ構造的に物事を考えられるのかという衝撃を受けた。

そのずっと抱いてきた疑問はひょんな所から解が見えたかもしれない。

それはホモ・デウスで一番最初のページに感謝の言葉を述べていた
ヴィパッサナー瞑想の恩師、S.N.ゴエンカ氏の影響が大きいのではないかということだ。

ユヴァル・ノア・ハラリは下巻の謝辞でも一番最初に、S.N.ゴエンカ師の名前を挙げている。

 

なるほど、と感じた。私の疑問は融解したのである。

 

私も5年ほどではあるがヴィパッサナー瞑想の実践者である。

その間、自分というものを見つめ、
平静さを保つことの大切さとともに、
他者を分け隔てなく接する心を学んだ。

そのようなまっすぐな心が、彼の著書には息づいているのだろうと感じた。

もちろん全てがヴィパッサナー瞑想の影響ではないことも明らかであろう。
彼のもともと持っていた才能、努力、育った環境など色々な要素が関係しているのであろう。

ホモ・デウスはすぐに(笑)読了するだろうが、
上書を楽しみつつ、彼の今後の活動も興味を持っていきたい。

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