ソフトバンクの通信障害がIPOへ与える影響

ソフトバンクの通信障害がIPOへ与える影響 経済
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12月6日(木)に4時間半に渡ってソフトバンク・ワイモバイルの通信回線で通信障害が起こりました。

これにはソフトバンク・ワイモバイルユーザーの方は大変困ったのではないでしょうか。

加えて、この通信障害は企業の信頼を失っただけでなく、IPOを控えている身として今後の経営に大きな影響を与える可能性があります。

今回はソフトバンクの通信障害が直近に迫ったIPOへ与える影響を考えていきましょう。

ソフトバンクの通信障害、IPO、そして通信障害がIPOに与える影響と切り分けて説明していきたいと思います。

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ソフトバンクの通信障害

ソフトバンク通信障害の概要

 

ソフトバンクの通信障害は12月6日(木)13時39分頃に発生し、同日18時4分頃に復旧しました。

https://www.softbank.jp/mobile/info/personal/important/20181206-14/

 

緊急通報も含むということですから、この間に災害等が起こらなくて良かったと感じます。

 

スマートフォンの普及割合

 

2018年5月28日に「株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所」が行なった、生活者のメディア接触の現状を捉える「メディア定点調査」においてはスマートフォンの所有割合は2018年現在、約80%にのぼります。

博報堂DYメディアパートナーズ
「博報堂DYメディアパートナーズ」は、総合メディア事業会社です。人と人とを結びつけるメディアの力で、生活者に刺激や活力を与えながら、世界に先駆けるビジネスモデルを創造していきます。

 

https://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/05/HDYmpnews20180528.pdf

 

 

調査対象が15~69歳の男女ということですから、ほぼスマートフォンの所有者層をカバーしていることになります。

これらの調査結果をみても現代において、人々の生活に欠かせない通信機器となっていると言えますね。

 

通信障害の人々に与えた影響

 

ですから12月6日(木)に起こった通信障害の影響は大きなものでした。
個人はもとより、仕事関係でも固定電話でなく今やスマートフォンを使っているところがほとんどでしょう。

そう考えると4時間半に渡る通信障害はソフトバンク回線利用者の信頼を失わせるものとなってしまいました。

 

ソフトバンクのIPO

さて、ここで今回のもう一方の主題の一つであるソフトバンクのIPOについて考えてみましょう。

ソフトバンクIPOの概略

 

ソフトバンクグループは子会社であるソフトバンクを12月19日に上場させます。

こちらについては一度記事にしているのでリンクを載せておきます。
併せてご覧頂くとより理解が進むかと思います。

世界最大級のソフトバンクIPOが世界経済へ与える影響
IPO(株式公開)をする銘柄は年間数多くありますが、ここまで注目を集めるIPOも中々ないでしょう。そう、そのIPOはソフトバンクグループの通信子会社である、ソフトバンクです。異例尽くしのソフトバンクIPO一本値に通常IPOをする際にはブック

さて、このソフトバンクの上場ですが超大型です。世界最大級となっています。時価総額が2兆6千億円にものぼる見込みです。

 

ソフトバンクIPOの規模

 

これがどれだけ大きいか。他のIPOを比較をしましょう。

今年(2018年)に上場を果たした、ユニコーンの星、メルカリは約1300億円でした。
2015年に当時大型IPOと騒がれた日本郵政は約7000億円です。

それを考えると2兆6千億円のIPOのスケール感が桁違いであることも分かるでしょう。

これだけの超大型上場なのど売出し株数も大変多いです。約17億6400万株に登ります。

株数が多いゆえの消化の難しさ

 

主幹事証券は野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、SBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の6社共同となっています。これだけの売出し株数ですから消化するのが大変なんですよね。

証券業界に勤める知人にコンタクトをとったところ、「少し前までは大変だった」と話していました。消化するために大口顧客への電話をかなり行なったようです。

業界の風の噂では、10日前あたりから消化の目処が立ったらしく、ほっとしている主幹事証券会社もあったのではないでしょうか。

さて、そんなIPOです。

ソフトバンクの通信障害がIPOにどのような影響を与えるのか?

規模の大きなIPOの性質

ここで、超大型IPOを控えたソフトバンクに通信障害が起こりました。

ただでさえ、超大型株は、需要に対して供給が多い関係で
あまり値が上がらない傾向にあります。

希少性のあるものって値段が高いですよね。
採掘量に限りがある、ダイヤモンドなどを思い浮かべてもらうと分かりやすいかと。

一方でいくらでも道端にあるものなら、需要は高まらず値段は高くありません。

今回のソフトバンクIPOの後者にあたります。
売出し株数が多いので希少性が薄れます。

だから、あまり値が上がらない。

 

通信障害が与える影響

 

加えて、今回の通信障害です。ブックビルディング中の通信障害はダメージが大きいですよ。
世間のイメージダウンは避けられません。
そして世間のイメージダウンがあれば、投資家の需要量にも直接関係してきます。

初値が公開価格を下回る可能性もあると考えています。(あくまでも可能性の話)

そして、上記の状況を踏まえると上場後もセカンダリーでの売買ですぐに値をあげるということは考えにくいです。

ただし、配当性向85%、配当利回り5%は魅力的です。今後通信障害なのどの大きなトラブルさえ無ければ長期的なスパンで見ると徐々に値を上げていってもおかしくはありません。

 

まとめ

超大型のIPOがブックビルディング中に通信障害を起こすという、
前途多難が予想されるIPOになりそうな予感です。

IPOしてから投資家、消費者の信頼を取り戻して、利益を上げていけるかが注目されるところです。

利益を上げていけなければ、配当も少なく、人気がなくなりさらに株価が下がるという悪循環にも陥りかねません。

 

まずはIPOの初値がいくらになるか、そして今後の業績がどうなるか、
注意深く見守る必要がありますね^_^

 

本日は以上です。

それでは!

 

 

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