乱高下する株価指数と為替暴落を世界情勢から多面的に分析

乱高下する株価指数と為替暴落を世界情勢から多面的に分析 経済

株式相場はアップルの業績下方修正で乱高下、一方為替は急速な円高が進みました。

ここで現在の世界の経済情勢を分析していきましょう。

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乱高下する株価指数と為替暴落を世界情勢から分析する

1.イギリス

EU離脱については議会承認を得られず、イギリス国内でも意見がバラバラになっています。
3月のEU離脱も、決定事項ではありますが、もしかしたら先延ばしになる可能性もなきにしもあらずと見ています。

FTSE100

イギリスの代表的株価指数であるFTSE100を例に、詳しく見ていきましょう。

なお、以下ではTradingViewのチャートを用いています。
また、チャートにはマルチタイムフレームを移動平均線、ボリンジャーバンドに導入しており、加えて一目均衡表もまとめて表示しています。
(この分析ツールは私が主催している金融教育事業の受講者の方の為に開発したものであり、一般には配布してません。またお配りする予定もありません(公平性の観点より)。その点はご了承下さい。)

私のインジケーターの基本設定はこちらの記事を参照ください。

2018年の日経平均とNYダウ平均株価を分析・総括
2018年は株価が大きく動いた年でした。 奇しくも2008年のリーマンショックから10年目の年。 そんな2018年を 日本の代表的株価指数である日経平均と、アメリカの代表的株価指数あるダウを見ていくことで振り返ってみましょう。...

 

イギリスFTSE

(TradinView より)

2018年3月末に底打ちをしてからは急ピッチで上げたものの、ずっとダウントレンドが続いています。直近では大幅上昇がありましたが、以前安値を更新中です。

移動平均線(EMA)から分析

上から200EMA、90EMA、40EMA、20EMA、5EMAと綺麗な下降トレンドの継続サインが続いています。

また、40EMAの月足に当たる800EMA(黒線)(40×5日×4週=800)を割ってきています。これは大きなトレンドの転換の予兆と見ることが出来ます。

 

ボリンジャーバンド から分析

20日の-2シグマ、週足に相当する20×5=100日の-2シグマ、月足に相当する100×4=400の-2シグマ。いずれも下方向へ割ってきています。非常に強い下降トレンドが発生していると読み取ることが出来ます。

 

一目均衡表から分析(雲(先行スパン1、先行スパン2の間)のみ)

2018年8月に雲を下抜けしてからはずっと上昇の兆しが見られません。

また現在から26日後に描かれる雲も決して薄くはなく、トレンドが転換していくにはそれなりのマーケットのパワーが必要だと見ています。
加えてこれだけ下げ続けていますから日柄(日数)も必要でしょう。

 

 

2.フランス

マクロン大統領の人気低迷に端を発して経済にも波及の懸念。

CAC40

フランスの代表的な株価指数CAC40です。

 

分析方法はFTSEでの説明や、

2018年の日経平均とNYダウ平均株価を分析・総括
2018年は株価が大きく動いた年でした。 奇しくも2008年のリーマンショックから10年目の年。 そんな2018年を 日本の代表的株価指数である日経平均と、アメリカの代表的株価指数あるダウを見ていくことで振り返ってみましょう。...

で理解してもらえると思いますのでチャートだけ載せておきます。

フランスCAC40

(TradinView より)

3.ドイツ

ドイツの代表的金融機関であるドイツ銀行の株価下落は下げ止まりの傾向なし。
いつ破綻してもおかしくないレベルまできています。。

ドイツ銀行

ドイツ銀行の株価推移

(TradinView より)

 

DAX

ドイツの代表的な株価指数DAXも見ておきましょう。

 

ドイツDAX

(TradinView より)

 

4.イタリア

EUの言うことを聞かず財政規律を守れていません。以前イタリアの債務危機がありましたが、以前くすぶり続けています。

FTSE MIB

イタリアの代表的株価指数FTSE MIBを見ておきましょう。

イタリアFTSE MIB

(TradinView より)

 

5.中国

ファーウェイの問題も重なり更に米中貿易摩擦が発展、貿易戦争が加熱へ向かっています。

 

上海総合

中国の代表的株価指数である上海総合です。

中国の上海総合

(TradinView より)

 

6.アメリカ

先日のアップルの業績下方修正でマーケットは動揺しているものの、
良くも悪くもトランプ氏は戦略的なので株価を押し上げるような手を打っていくはず。

ダウ・ジョーンズ

アメリカの代表的株価指数ダウ・ジョーンズも見ておきましょう。

先日の分析でも扱いましたので詳しくはこちらを参照ください。

2018年の日経平均とNYダウ平均株価を分析・総括
2018年は株価が大きく動いた年でした。 奇しくも2008年のリーマンショックから10年目の年。 そんな2018年を 日本の代表的株価指数である日経平均と、アメリカの代表的株価指数あるダウを見ていくことで振り返ってみましょう。...

 

アメリカのダウ・ジョーンズ

(TradinView より)

 

7.日本

引き続き企業業績は好調を維持。

12月に発売された四季報、全て読みました。
前号と比べると下方修正している企業もままありますが、ならして分析すると日本企業の好調は続いていきそうな予感はします。

 

日経平均

日本の代表的株価指数である日経平均(日経225)も見ておきましょう。

日本の代表的株価指数である日経平均の推移

(TradinView より)

 

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乱高下する株価指数と為替暴落を世界情勢から分析 総括

リスクは欧米と中国に集中しています。
アメリカは株価の乱高下はあるものの、さしたる懸念材料は見当たりません。

今後お金の流れとしては、日本へも流れますが、よりアメリカ一極集中の流れが強まると見ています。

今後は3月のイギリスEU離脱が国際的な話題になっていきますので、流れとしてはリスクオフ。
既にリスクオフ時に買われる円、スイスフラン、ドル、金の価格がジリジリと上がっています。

テクニカル分析に加えて、今後の重要イベントにも十分注視しておくべきでしょう。

(用語の説明)
リスクオフ→投資家がリスクを回避するようになり、より安全な資産に資金が向かいやすいことを意味
リスクオン→投資家がリスクを積極的に取るようになり、よりリスクが高い資産に資金が向かいやすいことを意味

 

本日は以上です。

それでは!

 

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