【読書感想・書評】ビジネスモデル2.0図鑑(著:近藤哲朗) ① →新たなビジネスを作り出すヒントにも

【読書感想・書評】ビジネスモデル2.0図鑑(著:近藤哲朗) ① →新たなビジネスを作り出すヒントにも 書評

仕事の関係で、ビジネスモデルを説明してもらうことがあるのですが、イマイチ分かりにくさがあります。

また企業のどこに、他社にはない強みあるのか、分からないこと多くないですか?

今回紹介するのは、世の中で出ている仕組みの中でも特に「これは」というものを100個集めた書籍を紹介していきます。ビジネスモデルがどうなっていて、どこに強みがあるのか、一目でわかります。

その名もビジネスモデル2.0図鑑

なお、この書籍の凄いところは全文を無料公開しているところ。

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全文無料公開しているnote ビジネスモデル2.0図鑑

全文公開しているnoteはこちらから見れます。

ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ|チャーリー|note
チャーリーです。 書籍「ビジネスモデル2.0図鑑」を9/29にKADOKAWAより発売します。そして今日12日から正式に予約開始です。予約開始にあたり、書籍の内容を全文公開することにしました。無料公開自体は多数の事例があるものの、発売2週間以上前に、ビジネス書で1記事に全文無料公開するのはおそらく初ではないかと思い...

私は全文公開を途中まで読んだ後に書籍を買いました。

もしこの記事を読み、少しでも感動を覚えたのなら、
書籍で購入するか、noteへ「スキ」「サポート」やシェアをして頂けると私も嬉しいです。

 

 

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ビジネスモデル2.0図鑑 (著:近藤哲朗)の感想

著者の近藤哲朗さんとは?

近藤哲朗さんはもともとは面白法人カヤックという会社でWebサイトやアプリ制作に携わっていました。面白法人カヤックで出会ったメンバーと、社会問題を解決を目的とした事業や組織を応援するため、2014年に株式会社そろそろを創業。その一環で図解シリーズを出し、NewsPicksなどのメディアで評判となり書籍出版に至る。
ビジネスモデル2.0図鑑 の裏表紙より抜粋)

なぜ全文無料公開にしたのか?

これは誰もが知りたいところですよね。通常なら書籍の内容は伏せておき、有料で買ってもらってから初めて読んでもらう。それをあえて発売前に全文公開してしまうのですから。

根底にある考えを近藤さんはnoteの最後に語ってくれています。簡単にですがまとめますね。

①感謝を還元するため

これまで出してきた記事に反響を頂けたおかげで本を出すチャンスに恵まれた。言ってみればネットで生まれた書籍。そうやったら彼らに感謝の意を表せるか考えた結果が、ネットで無料公開するという方法だった。

 

②無料公開により共感した人が紹介してくれることを期待したから

ただし、売れなければ出版コストなども考えると経済合理性のない行為になる。

だから買ってもらう努力をする必要がある。無料で公開することで共感してくれる人が増え、その人が他の人に紹介してくれたり、シェアしてくれることで良さが広まり購入に繋がるのではないかと考えたため。

③本書で示した「逆説的な考え方」を体現したかった

本は通常、買うまで中身がわからないですが買う前に中身が全て分かるようにする、という逆説が含まれています。先払いではなく、後払いにする、という考え方ですね。

これだけインターネットに情報があふれている時代に、「本を出すことの意味」を考えると、その方が合っているようにも思えるのです。

どうしたら本を通して世の中とコミュニケーションできるか?

情報をすでに知っているにも関わらず買ってくれたということは、情報以外の価値をみてくれてい気がしています。本を買うことが、その思想に共感する一つのアクション又は、コミュニティに参加する一歩となるかもしれない。そこにこそ、本の未来があるような気がして。そんな意図があります。

だからこそ、今回は本の装丁や中身のデザインにもこだわっています。「無料公開されている、それでも買いたい」と思ってもらいやすくするためです。「図鑑」として実際に手にとりたくなる、持っておきたくなる本にするために随所に工夫が入れられています。章ごとに違う紙が差し込まれていたり、蛍光カラーの特色を使ったり、二つ折りのページがあったりと。

 

チャーリーさんの①の世の中へ還元していきたいという気持ちには心を打たれました。
私は途中まで読んで、「これは無料で読むのでなくお金を払って読みたい」という思いが湧いてきて、気がついたら書籍で購入していました。

また③の逆説的な考え方もとても面白いですね。今まで書籍であった常識の逆説をいく考え方をした。そしてそれこそがインターネットで情報が溢れた現代での新しい情報の提供の仕方ではないかとの問題提起のように私は受け取りました。

 

ビジネスモデル2.0図鑑の内容

内容自体は是非皆さんに直接noteからみて見てもらうとして、

ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ|チャーリー|note
チャーリーです。 書籍「ビジネスモデル2.0図鑑」を9/29にKADOKAWAより発売します。そして今日12日から正式に予約開始です。予約開始にあたり、書籍の内容を全文公開することにしました。無料公開自体は多数の事例があるものの、発売2週間以上前に、ビジネス書で1記事に全文無料公開するのはおそらく初ではないかと思い...

私からは、この本がどういうコンセプト(切り口)で作られたのか?

そしてその中で私が特に注目したビジネスモデルをいくつか上げていこうと思います。

(これは後日の記事でまとめていきます)

ビジネスモデル2.0図鑑のコンセプト

どうすれば皆が思いつかないような素晴らしいビジネスモデルを考えつけるのか?

闇雲に考えていてもらちがあきませんので、切り分けが必要でしょう。

ということで彼らは経営資源に注目します。

経営資源から切り分けて考える。

ヒト、モノ、カネ、情報。これらのうち1つでも今までにない革新的な資源を使うことで素晴らしいビジネスモデルは生まれる。

彼らはそう考えました。

図解にした理由

色々本書で上げられていましたが、もっともインパクトがあったのは
今までビジネスの世界と切り離されていたクリエーターの人、要はクリエイティブでお金の世界とは切り離されていたところ。

そこに図解という共通言語を介してビジネスの世界とのコミュニケーションが生まれ、お互いにとってプラスになっていくのではないかと感じました。

 

優れたビジネスモデルに共通する特徴
社会性があるかを判断し、「八方よし」を考える。

企業経営で、株主、顧客だけを大事にしていればよい時代は終わった。企業を取り巻く利害関係者は拡大しており、今は社員とそのの家族、地域、社会のことも考えてビジネスを行なっていかなければいけない。

一つでも欠けているとビジネスとしては失格となります。

例を考えましょう。社員とその家族のことを大切にしないことはブラック企業ということになってしまいます。

 

経済合理性があるかを判断し、「ビジネスモデル(つまりは儲ける仕組み)」を考える

これは今まで通り儲かるビジネスを考えるということになります。つまり、株主からの出資金もしくは債権者からの借入を元手に経営を行い、現預金や有価証券に代表される資産を増やしていく仕組みです。

経済合理性はビジネスの大前提です。儲からないビジネスはその時点で失格です。継続できませんから。

 

創造性があるかを判断し、逆説の構造を考える。

儲かるビジネスを行なっているところはどこも他社とは違った捉え方をしています。それが逆説の構造ですね。

ビジネスの構造自体をしっかり抑えた上で、普通ならこういう戦略をとる。でもあえて視点をずらしてみるんです。

通常ならこうするはずなのに、あえて反対の行動をとってみる。それにより今までなかった創造性に富んだビジネスが出来上がるのです。

 

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ビジネスモデル2.0図鑑 (著:近藤哲朗)の まとめ

自らのnoteの全文公開自体が逆説の考え方をとっており、有言実行のかたですね。

今回はビジネスモデル2.0の根底にある考え方をご紹介してきました。

社会性、経済合理性、経営資源ごとに切り分けした創造性の
3方向からビジネスを考えてみる。

この考え方は私達が新しいビジネスモデルを作り出す際に大いに参考になります。

そしてこれは何も新しいビジネスを創り出す場合だけではありません。

現在行なっているビジネスが今どういう状態なのか、判断する材料にもなります。

例えば社会性の観点から見て、社会に対して八方よしになっていない状態、つまり環境へ負荷を掛けている状態であるなら、持続的な成長をしていくのは厳しいと言わざるを得ないでしょう。

 

次回は私が実際に読んでみて「これはすごい!」と感じたビジネスモデルをご紹介していきますのでご期待ください。

本日は以上です。

それでは!

 

書評
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