英のEU離脱問題、米朝首脳会談等が株価や為替にどう影響?→詳しく分析すると面白い現象が。

英のEU離脱問題、米朝首脳会談等が株価や為替にどう影響?→詳しく分析すると面白い現象が。経済

英のEU離脱問題は混迷を極めていますね。

記事作成時点(2019年3月)では離脱を延期するのか、合意なき離脱(ハードブレグジット)をするのかも不透明な状況です。

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また米朝首脳会談が上手くいかなかったことでも政情不安は高まっていると言えるでしょう。

 

さて、このように世界では常に色んな出来事が起こっているわけですが、それらは面白いことにチャートに反映されてきます。

それでは現在のチャートを分析し、経済の状況を紐解いていきましょう!

 

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英のEU離脱問題と米朝首脳階段失敗が株価や為替に与えている影響

 

結論としてはチャート上、マーケットにおいては不安感は感じられません。

分析の条件としてはEMAを使用しています。指数平滑移動平均線と言われるものですね。通常の移動平均線であるSMAより、直近のデータに重きをおいて分析が可能となります。

このEMAを5,20,40,200,800と表示しています。

パラメーターの根拠としては下記の記事が参考になりますのでよろしければどうぞ。

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上記記事では複雑なマルチタイムフレームを利用していますが、今回はシンプルにEMAのみで見ていきます。

株価から分析

相場の大きな流れとしては2018年3月に底をつけ、2018年10月に天井、そして2018年末に底打ち。現在は2018年末の底からみると、いずれも反発力が強いです。

日本

日経平均は一旦200日EMAで反発を受けたものの戻りが強い。
今後は200日EMAを上抜いていけるかが焦点。

2019年3月22日時点の日経平均

TradingViewより)

以下のチャートは全てTradingViewより。

 

アメリカ

2018年10月に付けた高値の8割程度まで戻していて非常に力強い動き。

2019年3月22日時点でのNYダウ

 

 

イギリス

EU離脱問題の発生源であるイギリスも押し目をつけつつ堅調に推移。

直近では大きな下げがあったものの、動揺が感じられるほどの下げではない。
ただ、大きな大陰線であることには注視しておくべきでしょう。

2019年3月22日時点でのイギリスFTSE

 

その他ヨーロッパ諸国も軒並み堅調。(ここではチャートを出しての分析は省略します)

 

中国

新興国経済を象徴する中国の株価も切り返して力強い戻し。

2019年3月22日の上海総合

 

為替から分析

各国ともに大きな流れはなし。2018年末まで続いた円高が一服し、戻している局面。

 

一点だけ気になるとすればドル円相場での円高の進行です。

2019年3月22日時点のドル円相場

これが過度に強まってくると、マーケットがリスクオフに動いていると感じ取ることができますので注視しておきましょう。

 

金、原油から分析

金については上昇するタイミングとして2パターンあることを考慮する必要があります。

一つはコモディティとしての性格。もう一つはリスクオフ時に保有意欲が高まる、普遍的価値としての側面。

前者が強くなる状態ではいわゆるインフレの状態にあり、株価と連動して金価格もあげていきます。後者が強くなると株価が下がったタイミングで金価格があげていきます。

2019年3月22日時点の金相場

現在の水準を見ると上昇傾向にありますが、過去との水準を見ると特段高値になっているとも言えない。

つまりインフレ状態ではありません。かと言って金価格が下げているわけでもないのでリスクオフ局面でもありません。

よって比較的落ち着いた見方をマーケットはしていると言えます。

 

原油については経済活動に使われるものであるので、経済の血液とも言えます。

経済が活発になってくると原油が使われる。原油が使われると原油価格が上がる。しかし過度に原油価格が上がりすぎると今度は企業業績を圧迫する。

その圧迫するラインとして一つの目安と考えられているのが65ドルです。

2019年3月22日時点の原油価格

現在は上げ基調ではあるものの65ドルには達していないことを考えると、比較的企業活動にとって心地よい水準とも言えます。

 

VIXから分析

最後にオプション価格から算定されるボラティリティであるVIXを見ておきましょう。

これが高くなるとマーケット参加者は変動が大きくなるかもしれない(暴落があるかも)と感じ取っています。

その分岐点と考えられているのが20です。20を超えてくるとマーケットは不安を感じだしていると言えます。

2019年3月22日時点の恐怖指数VIX

現時点でのVIXを見ると低水準でマーケットは不安を感じていません。

 

また、日経VIという日本版VIXを見ても低水準であることがわかります。

2019年3月22日時点の日経VI

 

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結論まとめ

世界では色んなリスクを抱えつつもマーケット参加者はあまりリスクを感じ取っていないことがわかります。

不安材料としてあげるとすれば、上記でも記述したように、FTSEが比較的大きな大陰線を付けたこと、リスクオフ資産である円高の進行、

もちろん今後のことを予想することは誰も不可能です、ただ、シナリオとしては直近で暴落が起こるリスクは小さいことが上記のチャートからは読み取れます。

本日は以上です。

それでは!

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