【読書感想 ・書評】嫌われる勇気 岸見一郎→自分を好きになる為の必読書

【読書感想 ・書評】嫌われる勇気 岸見一郎→自分を好きになる為の必読書 書評

あなたは嫌われたいですか?

本日は「嫌われる勇気」という強烈なタイトルでありながら、中身は、自分を好きになる為の考え方が対話形式で分かりやすく書かれている岸見一郎さんの代表作をご紹介します。

 

現在の私の考え方、生き方に大きな影響を与えている書籍です。

「嫌われる勇気」は

・過去のトラウマから解放されたい人
・自分を好きになりたい人
・より良い人生を生きたい人
・社会での人間関係に悩みを抱えている人
・心理学系の学部へ進みたい人
・他者との関係の取り方に迷いを感じている人

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岸見一郎さんとは?

1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。京都聖カタリナ高校看護専攻科非常勤講師。

著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『人生を変える勇気』(中央公論新社)『よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)『三木清「人生論ノート」を読む』(白澤社)『老いた親を愛せますか?』(幻冬舎)、訳書にアドラー『個人心理学講義』『人生の意味の心理学』(アルテ)、プラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)など多数。

岸見一郎 Official siteより

フロイト、ユング、アドラーを並び称される「心理学の三大巨頭」の一人であるアルフレッド・アドラー。でも日本ではフロイト、ユングの名前は知っていても、アドラーはあまり知られていませんでした。そんなアドラーを日本に知らしめ、30年前からアドラー心理学を研究してきた、アドラー研究の第一人者こそ岸見一郎さんです。

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嫌われる勇気 の感想

あらすじ

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」

これをテーマとして、多くの劣等感を抱える「青年」とアドラー心理学を研究する「哲人」との対話によってストーリーは進んでいきます。

青年の疑問について、哲人が丁寧ながらも論理的に答えていく。その結果として人が幸せに生きるにはどうすればよいか、という究極的とも言える命題へと迫っていきます。

本書は自己啓発本として非常に優れています。それと同時に小説としての側面でも優れていると感じます。対話で行われる議論を通じて理解を深めていく。

 

 

特徴的な感想

本書は前述のとおり250ページ弱あります。しかし、より本質的な点にスポットを当てるなら、176ページまでの序章、イシュードリブン、仮説ドリブンを読んでおけば大丈夫です。

私が特に気になったのは以下の3点。

・対話形式なのでスラスラ読める
・課題の分離を提唱している点
・どうすれば人は幸せに生きることができるか、について明快なまでの答えを出してくれる

①対話形式なのでスラスラ読める

本書は自己啓発書でありつつも、哲学書、心理学にも関わります。

通常、このような内容を描こうとすると非常に難解な文章になり読みにくいものになりがちです。

しかし本書では「青年」と「哲人」の対話を通してアドラー心理学の真髄を正確に理解することができます。曖昧な点、疑問が生じやすい点は「青年」が「哲人」に質問し、回答することで説明がされています。

要は世の中の人々が思いそうな疑問なども対話を通じて分かりやすく説明してくれている。

それが本書の第一の特徴です。

 

②課題の分離を提唱している点

我々はともすれば自分の行動によって相手の考え方を変えたり、行動を変えたいと思う時があります。しかし、それは最終的に相手がどうするかは相手しか決められません。そこに”自分”は関われないのです。

それにも関わらず、相手の考え方を変えたいと思ってしまうから悩みが生じます。ここまでは自分の課題、これ以降は相手の課題と切り分ければよいのです。

そして自分の課題をしっかり行なっていくことで人との適切な距離を測っていく事が出来るのです。

 

 

③どうすれば人は幸せに生きることができるか、について明快なまでの答えを出してくれる

自己への執着(コンプレックスやトラウマ)から抜け出して、他者への関心を考えます。

そのためには1.自分には能力があると認識して、自立する事、そして2.他者である人々は仲間であるという意識を持ちながら、社会と調和しながら暮らせる事

1.は自己受容に関する事 2.は他人信頼のもとでの他者貢献に繋がっていく。

 

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まとめ

本書は2013年の発売以来、2年に1度は見返して、「自分には実践ができているだろうか」と問いかけます。

色々な内容が書かれていますが、私は本書の内容は1点にまとめられると考えています。

それは我々は過去、未来に生きているのではなく、まさに”いまこの一瞬”を生きているのだということ。これにより私の人生は一変しました。

それまで色々トラブル続きで中々人生上手く行かない日々が続きました。「自分はどうしてこんな目に合わないといけないのか」「そんな自分をあまり好きになれないな….」と感じていた時期がありました。

そんな時に読んだのが「嫌われる勇気」でした。これにより私の人生はガラッと変わりました。

自分と他人の課題を分離し、その中でできるだけのことをする。そして常に感謝しながら他者貢献を行なっていく。その過程で”いま”を一生懸命に生きる。

これを意識するようになってから”人生の質”が変わりました。確実に濃くなりました。

 

本棚を1/10に減らすとしてもこの本は残しておくでしょう。それぐらい私にとっては大切な本になっています。

皆さんも興味があればみてみて下さい!

 

 

本日は以上です。

それでは!

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